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在宅医療とは
 在宅医療とは、通院が困難な患者さんに対して、医師や歯科医師、看護師や薬剤師、理学療法士などが、ご自宅または高齢者住宅などの居宅系施設に訪問して提供する医療のことです。
 また、在宅医療と同時に介護認定を申請して認定を受けると在宅生活に必要な介護サービスを受けることもできます。費用は年齢、病状により医療保険、介護保険で賄うことができます。
 みなさんが在宅療養するためには、在宅医療と在宅介護の両方が必要です。在宅療養を行ってみたいとお考えの方は、京都府医師会の「在宅療養17箇条〜その人らしい人生のために〜」をご参考になさってください。


介護認定申請
みなさんやみなさんのご家族の方が介護サービスを希望される場合、ご本人、もしくはご家族から市町村窓口に「要介護認定」の申請が必要です。もしご本人やご家族の方が申請できない場合には、お近くの指定居宅介護支援事業者や地域包括支援センター、介護保険施設などに代行を依頼することができます。詳しくは市町村又は地域包括支援センターの窓口にお問い合わせ下さい。 かかりつけ医とは
診療所あるいは病院の医師で、なんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知しており、そして、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介できる身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師をいいます。



在宅療養支援診療所
地域の診療所であって、24時間連絡を受ける医師又は看護師がいて、患者さんやご家族の求めに応じて、24時間往診が可能です。また、訪問看護ステーションとの連携により、24時間訪問看護の提供が可能な体制を確保しています。そして、そのことを文書で患者さんやご家族に知らせています。さらに、病院との連携により在宅療養している患者さんの緊急入院も確保し、介護支援専門員(ケアマネジャー)とも連携しています。



在宅療養支援病院
地域の200床未満の病院で、24時間連絡を受ける担当者がいて、患者さんやご家族の求めに応じて、24時間往診が可能であり、訪問看護ステーション等との連携により、24時間訪問看護の提供が可能な体制を確保しています。さらに、緊急時に在宅療養している患者さんが入院できるベッドを常に確保し、ケアマネジャーとも連携しています。



在宅療養支援歯科診療所
地域の歯科診療所で訪問診療の実績があり、高齢者のケアや口腔ケア、さらに緊急時対応等について適切な研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上勤務していて、歯科衛生士もいます。さらに、事前に患者さん又はご家族に対して歯科訪問診療について文書で説明して情報提供している歯科診療所です。



訪問看護ステーション
訪問看護専門の看護師が患者さんのご家庭を訪問し、病状や療養生活を看護の専門家の目で見守り、適切な判断に基づいたケアとアドバイスで、24時間365日対応して、在宅療養しながらそのひとらしく生活が送れるように支援します。また、医師やケアマネジャーとも連携をとり、さまざまな在宅ケアサービスの使い方を提案します。



かかりつけ薬局
地域で医師からの処方箋を受ける薬局(保険薬局)から、薬剤師が在宅療養の患者さんで通院が困難な人を訪問します。そして、医師の指示に基づき、訪問した薬剤師は残薬の確認と整理、薬の服用の仕方や薬の飲み合わせ(相互作用)などについて調べて、患者さんやご家族にアドバイスします。



訪問リハビリテーション
介護保険で要支援・要介護と認定された人が受けられるサービスのひとつです。からだやこころの状態を元気に保ち、日常生活の自立を目的に、その人らしい生活を送れる様に理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などがご自宅に訪問し、主治医の指示に基づいて、リハビリテーションを行います。



在宅介護とは
 在宅介護とは、高齢のためや、病気、障害などをお持ちの方が、日常生活を送るために住み慣れたご自宅で必要な各種の介護サービスを受けることです。ご自宅以外の住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、グループホームなどで受ける介護サービスも在宅介護と言えます。
 ご家族だけの介護では、介護をするご家族も介護を受ける人も長期間にわたると疲労やストレスが大きくなります。そこで、介護保険を利用して、ホームヘルパーがご自宅に来て介護をしてくれる訪問介護や、施設に通って専門スタッフによる介護や食事・入浴などの介助を受ける通所介護(デイサービス)を利用することでご家族の介護負担を減らし、ご自宅での日常生活を続けることが可能になります。また、介護用ベッドや車いす、様々な介護福祉用具も介護保険を利用して借りることができるためご自宅で過ごしやすい環境作ることができるのです。

介護支援専門員(ケアマネジャー)
介護認定申請をして要介護や要支援の認定を受けた方からのご相談に応じ、その方の心身の状況などにあわせて適切な介護サービスを利用できるよう各サービス提供事業者との連絡調整を行う者です。詳しくは京都府介護支援専門員会のホームページにある介護サービス利用の手続きについてをご覧下さい。




訪問介護
ホームヘルパーがご自宅を訪問し、食事や入浴、排泄、衣服の着脱などの日常生活の介助や、調理・洗濯・掃除・買物などの生活援助を受けるサービスです。




通所介護・通所リハビリ
”デイサービス””デイケア”と言われるもので、デイサービスは入浴や食事、その他日常生活の介護をデイサービスの事業所に通って受けられるサービスです。デイケアは、老人保健施設や病院に設置された事業所に通い、機能維持や機能回復を目指し、理学療法や作業療法を中心としたリハビリテーションを受けられるサービスです。



短期入所介護
“ショートステイ”とも呼ばれ、仕事の繁忙期や旅行などでご家族が一時的に介護できないような時や介護負担の大きい時に、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などの施設に短期間(数日〜2週間)入所し、日常生活上の支援や機能訓練などを受けるサービスです。



小規模多機能型居宅介護
「通い」「訪問」「泊まり」の3つのサービスをうまく組みわせて、24時間切れ間なく提供されるサービスです。地域密着型サービスのひとつで、原則として施設のある市区町村に住民票のある方が利用の対象になります。
2012年度から小規模多機能型居宅介護と訪問看護を組み合わせた複合型サービスが導入されました。



☆その他にもまだ利用できるサービスがあります。地域包括支援センターやケアマネジャーにご相談ください。



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