船井医師会ホームページにご訪問いただきありがとうございます。2024年（令和6年）4月より船井医師会の会長に就任しました寺澤直子です。
　船井医師会は南丹市と京丹波町の医師会員で構成され、会員数は約60名です。病院勤務医と開業医あるいは開業医同士の間で密に連携を取り合い、医療を進めています。特に病院勤務の先生方には、検査・診察・入院治療等で大変お世話になっています。
　会員の先生方には、がん検診・特定健診、在宅医療、産業医、学校医、介護・障害者認定、認知症対策、子育て、子ども・高齢者虐待、健康づくり、施設嘱託医等多数の役職を分担していただいています。新型コロナウイルス感染症は、現在一般感染症の扱いとなりましたが、重症化する症例もあり、引き続きワクチン接種の推進と高齢者施設等での感染対策が重要と思われます。
　また、亀岡市医師会と合同で毎年4回、講師を招聘して学術講演会を開催しています。秋の防災の日前後に開催する講演会は災害医療をテーマとした学術集会を行っています。今年の1月には能登半島の大きな地震がありました。災害はいつ起こるかわからず、普段から心の備えをしておけるよう配慮しています。
　医療は多職種の協力・連携のうえに成り立っています。その一役を担うべく医師会は活動していく必要があります。地域の皆様に最良の医療を提供し、安心して暮らせるよう努力をしていきます。
　南丹市園部町で寺澤皮ふ科医院を開業し14年目となりました。地区医師会を牽引する会長職を務めるには甚だ微力でありますが、会員の諸先生方の御指導、御協力を賜りながら、医師会活動を円滑に進めていく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。